インプラント・ガイデッドサージェリーとは?|フォーエバーデンタルクリニック(安城市)
当院では、すべてのインプラント手術で最新の「ガイデッドサージェリー」およびサージカルガイドを必ず使用しています。
これは、CT撮影データ・光学スキャナー(IOS)・3Dプリンターなどの先端デジタル技術を駆使し、インプラントを安全かつ正確に埋入するための手術法です。
1. ガイデッドサージェリーとは?
ガイデッドサージェリー(Guided Surgery)とは、
CTで得られた顎骨の3Dデータをもとに、専用ソフトでインプラントの埋入位置・角度・深さを事前にシミュレーション。その計画に基づいて「サージカルガイド」という手術用テンプレートを3Dプリンターで作製し、手術中に使用する方法**です。
このサージカルガイドにより、インプラントの位置がズレるリスクを最小限に抑え、神経・血管・隣接歯を傷つけるリスクを大幅に低減できます。
フリーハンド手術と比べ、手術精度が格段に高くなることが世界的なエビデンスで示されています。

ノーベルガイド Nobel Biocare HPより
2. フリーハンド手術との違いとエビデンス
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フリーハンド手術
歯科医師の経験と感覚に頼ってインプラントを埋入する方法。術者の技量により精度にバラつきが出やすく、角度・深さのわずかなズレが生じる可能性があります。 -
ガイデッドサージェリー
デジタル計画に基づき作製したサージカルガイドを使用するため、**位置誤差はわずか0.5〜1.0mm程度(複数の研究報告)**と極めて高精度。
これにより、骨量の少ない部位や神経に近い部位でも安全性が高まり、術後の痛みや腫れも軽減されます。
当院ではこの科学的エビデンスに基づき、全症例でサージカルガイドを使用することを徹底しています。
「複数の系統的レビューにより平均0.5〜1.0mm程度と報告されています(Van Assche 2010, Tahmaseb 2014)」
3. サージカルガイド作成の流れ
ラディオグラフィックガイド
当院では、ノーベルバイオケア社の「ノーベルガイド」システムを採用しています。
世界的に評価の高いノーベルガイドは、ラディオグラフィックガイド方式を用い、CTデータと口腔内スキャンデータを統合して高精度の手術ガイドを作製します。

ラディオグラフィックガイド
作成のステップ
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CT撮影:顎骨や神経の位置を3Dデータ化
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IOS(口腔内光学スキャナー)で歯列データ取得
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デジタルプランニング:専用ソフトでインプラント埋入位置をシミュレーション
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ノーベルガイド作成:3Dプリンターで精密に製作
当院で作成したノーベルガイド完成時の写真
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インプラント手術:ガイドを用いて計画通りの位置へ安全に埋入
このプロセスにより、術前のシミュレーション通りの手術が可能となります。
4. ノーベルガイドの特徴
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高精度:ミリ単位の精密設計
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安全性:神経・血管を回避できる設計
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手術時間の短縮:ガイドに沿って埋入できるため、患者様の負担も軽減
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予測可能性:術前に最終補綴(かぶせ物)まで見据えた治療計画が可能
5. 当院のこだわり|全症例でサージカルガイドを使用
当院は「安全性」「精度」「術後の快適さ」を最重視し、
すべてのインプラント手術でCT撮影+サージカルガイド使用を必須としています。
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難症例も安全に対応できる
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手術時間を短縮し、患者様の身体的・心理的負担を減らせる
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長期的に安定した結果が得られる
これらの理由から、ガイデッドサージェリーを標準治療として提供しています。
6. 安心してインプラント治療をご相談ください
フォーエバーデンタルクリニックは、周辺地域からも通いやすい立地を生かし、安城市をはじめ刈谷市・知立市・豊田市・岡崎市など三河エリア全域から多くの患者様にご来院いただいております。
駐車場も完備しておりますので、お車でのご来院も安心です。
「インプラント治療を検討しているけれど不安がある」「安城市周辺で信頼できる歯科医院を探している」という方は、ぜひ一度当院にご相談ください。CT診断をもとに治療計画や費用、期間まで詳しくご説明いたします。